キノコの木

特に何かに特化した人間ではないのでその時書けることを少しずつ書いていきます。

【公開】教習指導員になる【経験談】

今回は職歴というよりは私が過去に取り組んだことを書こうと思います。

もしかしたら「教習指導員になりたい!」という人がいれば参考になれば幸いです。

新卒で入った会社を4カ月で辞める

前回書いたように、「自動車学校の先生(教習指導員)になる」という夢を持った私は、

会社の拡大方針に背徳感を感じたのもあり入社4カ月でその会社を辞めました。

単純に「せめて会社にかける迷惑をなるべく最小限に」という気持ちもありましたが、

教習指導員を目指す為にいろいろやっておきたい事があったからというのも辞めた理由です。

教習指導員になる為に

教習指導員になる為には1つだけ大前提があります。

無事故・無違反 ではなく、

運転歴3年以上 でもなく

第二種免許の取得 でもなく、

「21歳以上であること」  なんですね。 シンプルですね笑

上に書いた3つは意外と条件ではありません。

仕事を辞めた私はまだ18歳なので当然まだすぐにはなれません。最低3年お預けです。

この3年を無駄にしたくないなと思った私は「教習指導員になる準備」で何かできることはないか

私なりにいろいろな情報を集め、そこで3つの目標を決めました。

目標①大型免許を取る  (送迎バスの運転をすることもあるので持っていると有利)

目標②普通二輪免許を取る  (学科教習を担当する場合、二輪免許の所持が条件になります)

目標③無事故無違反で過ごす  (もう当然ですよね。自分の為にも世の為にもいいです)

以上の3つを目標にして過ごしていくには時間に融通の利くフリーターは合っていたと思います。

まだ実家暮らしだったこともあり当時はフリーターにあまり危機意識はありませんでした。

私は会社を辞めた解放感と、夢に向かうこれからにワクワクしていましたが、親は心配だったかもですね笑

建てた目標に対する結果はどうだったかというと、

目標①達成!  当時は20歳で大型免許が取れたので、お金を貯めておいて20歳になってすぐに教習所に通って取得しました。

目標②達成!  普通二輪免許は16歳から取れます。仕事を辞めてすぐはお金がありませんでしたが、お金が貯まったらすぐに取得しました(18歳時)

目標③達成!  こちらは我ながらだいぶ気を付けましたね。運転がうまくなりたかったので、当時乗っていた車は「MT車VITZ」でした。多分みなさんVITZMT車があるなんてあまり知らないんじゃないでしょうか?

これを23歳で念願の新車を買う時まで乗っていました。

手に入れたものを最大限活かす

上に書いたものから「手に入れたもの」を抽出すると、3つあります。

大型免許】【普通二輪免許】【MTのVITZですね。

ここにさらにバイクも買いました。

【CB400SF】というやつです。なぜこの車種にしたかというと「教習車と同じ」だからです。

今振り返ってみると我ながら「教習指導員大前提」みたいな選択ばかりですね笑

でも本気でしたし、自分で選んでしていることなので全く苦に感じたことはありませんでした。

そして20歳の時には当時の【フリーター】という立場と手に入れた【バイク】を活かして

北海道をバイクで10日間一人旅

にも行ってきました。 この辺もまたいつか思い出して書く機会があればいいなと思います。

自動車学校へ就職

会社を辞めてから21歳までの3年間はあっという間でした。

決めていた目標は達成し、MT車の運転もバッチリ、二輪だって人並みには乗れます。

ただまだ教習指導員にはなれません。 なぜか?  当たり前のことですが、

求人がないと、なれません!

まあ、そうですよね。あとは求人が出るのを見逃さないように常にアンテナを張っていました。

するとなんと、私が21歳になるとほぼ同時に私の家から一番近い自動車学校が求人を出したんです!

もう手が震えました。速攻で申し込み、面接をしてもらえることになりました。

当時はまだ就職難の時代だったので面接当日10名ほど他にいたのを覚えています。

そしていつも行くTSU○AYAの店長が面接一緒だったのをなぜか今でも覚えています笑

結果、なんとその時の面接の中から私一人だけ合格! 通知の連絡がきたときのことは今でも覚えています。

嬉しかった!

当時を振り返って思うこと

がむしゃらでした。あんなに頑張ったのは後にも先にもあの時が最後かもしれません。

頑張ったら絶対夢はかなう!っていう言葉を私は人には言えませんが、私は叶えることができました。

結果として今は教習指導員も辞めていますが、当時過ごしたあの3年間は私にとって宝です。

今何か夢を追いかけている人がもしこれを読んだなら、「こんなやつもいるんだ」って

少しでも勇気を出してもらえたら嬉しいです。